最終更新日:平成17年3月31日 

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吉崎・次場遺跡 内行花文鏡

国指定史跡 昭和58年12月15日指定

吉崎・次場遺跡
 弥生時代中期〜後期
 羽咋市吉崎町ウ・鶴多町五反畑(羽咋市管理)
 指定面積 1万59.72平方メートル


 羽咋川河畔の微高地上に形成された弥生時代の集落跡。約20haにも達する広大な遺跡で弥生中期初頭(最下層)、中期中葉(下層)、後期後半(上層)からなり、集落が最大規模となるのは上層の段階である。なお、一部には平安時代集落も複合している。
 数次にわたる発掘調査で、大小の溝状遺構や土壙墓群・配石遺構・井戸跡と倉庫とみられる小規模な掘立柱建物跡が検出されている。しかし、現時点では竪穴式住居跡とすべき確実な遺構は発見されていない。
 各期の多量の出土土器は、北陸の弥生土器編年上、きわめて重要な内容をもっている。木器には鉄斧着装用の柄や鍬・エブリ・庖丁形木製品などの農具があり、石器には石斧やアメリカ型を含む石鏃、環石、有樋式磨製石剣(断片)、未成品を含む玉類などがあった。とくに注目されるのはぼう製小型内行花文鏡1面と懸垂用とみられる四ち鏡片の出土であろう。
 昭和60年「石川県の文化財」より

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