土清水塩硝蔵史跡指定準備調査事業                     

           金沢市文化財保護課 埋蔵文化財センター





1.目的 
 加賀藩が設置した国内最大級の黒色火薬の製造工場であった土清水塩硝蔵跡の史跡指定を目指すと
ともに、復元整備を進める。


2.経緯・背景
 土清水塩硝蔵は、加賀藩が万治元年(1658)に設置した黒色火薬の製造工場で、藩政期における火薬
の製造工程や加賀藩の軍政史を探る上で貴重な施設である。敷地の全体範囲は約11haに及び、平成19
年度の発掘調査では中枢部区画の堀跡及び硝石御土蔵の礎石を確認し、平成20年度の発掘調査で硝石
御土蔵の規模(158u)が明らかとなった。平成21年度の調査では黒色火薬の粉末加工を行っていた搗蔵
及び搗蔵へ至る道路の痕跡を確認し、初めて黒色火薬の製造過程に直結する遺構を確認した。


3.内容
 H22年度は、土清水塩硝蔵の北端を示す土居及び堀と、古絵図で確認できる「縮具所」について発掘調査
を実施する。また、これまでの調査成果をまとめた報告書を刊行する。

  年 度         内   容
平成19年度 発掘調査
平成20年度 発掘調査 文献調査
平成21年度 発掘調査 文献調査
平成22年度 発掘調査 文献調査 報告書刊行
平成23年度 史跡指定準備
平成24年度 史跡指定申請(予定)




硝石御土蔵の礎石検出状況

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