最終更新日:平成17年3月31日

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能登国分寺跡 附建物群跡

国指定史跡 昭和49年12月23日指定

能登国分寺跡 附建物群跡
 奈良〜平安時代初期
 七尾市国分町・古府町(七尾市管理)
 指定面積 4万6238平方メートル


 七尾駅の南1.5km、国分町・古府町地内にある。能登国分寺は、承和10年(843)に定額大興寺を昇格させて設置された。昭和45年(1970)より3カ年にわたる調査で全貌が明らかにされており、南北208.8m、東西183.9m、ほぼ2町四方の寺域をもつ。中軸線に沿って、南大門の48m北に中門、それに連なり東西にのびる築地塀があり中門の北48mの地点の東側に塔、西側に金堂が、心々の距離48mで並ぶ。さらに北30mに講堂が配され、法起寺式伽藍配置をもつ。塔の柱間は1.5mと小さく、三重塔かと思われる。
 素縁複弁八葉蓮華文軒丸瓦の出土で、8世紀初頭の創建と考えられる。元慶6年(882)風雷のため堂塔が破損し、修理を加えた(『三代実録』)と記されているが、塔の再建はなされず瓦塔をおさめて代用したことが確かめられた。寺域外の南方に、2棟の倉庫跡と1棟の官衙的建物跡があり、国衙もしくは郡衙に関連を持つことも考えられる。
 昭和60年「石川県の文化財」より

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