いしかわの史跡 最終更新日:平成17年3月31日
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国指定史跡 平成20年6月17日指定 

金沢城跡

 金沢市丸の内71番18など25筆

 指定面積 27万5155.14平方メートル

 金沢城跡は金沢市東部、小立野台地の先端部に立地する近世の平山(ひらやま)城跡である。天正8年(1580)、柴田勝家(越前国主)が、それまで当地にあった金沢御堂を攻略し、佐久間盛政が初めて金沢城主となり城郭整備に着手した。賤ヶ岳の合戦後、前田利家が金沢城主となり、3代藩主利常による寛永8年(1631)の大火後の造営で現在の城の縄張りが定まり、約300年間にわたって約100万石を領した前田家歴代の居城として継続した。
 明治期以降は兵部省、陸軍省管轄、金沢大学のキャンパスとなるなど変遷があったが、平成7年(1995)の金沢大学移転後は、石川県によって都市公園「金沢城公園」として公園整備が行われている。
 金沢城跡の主要な範囲は、本丸、二ノ丸、三ノ丸、新丸、金谷出丸など総面積約30haに及び、重要文化財の金沢城石川門・金沢城三十間長屋、県指定の金沢城土蔵(鶴丸倉庫)などが伝わるほか、大規模な近世城郭としての縄張りと高い技術によって構築された石垣などが良好に残り、近世の大大名の政治権力や築城技術を知る上で重要である。

(石川県HPより転載)



石川県史跡整備市町協議会
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